三秀舎について About

時を超えて受け継がれるもの

三秀舎の創業は明治33年、西暦1900年。 明治初期にわが国が西欧型の文化を取り入れたことにより、さまざまな近代技術が急速に普及しつつある時代でした。 このころの印刷需要の高まりと軌を一にした創業であったといえます。 以来、激動の20世紀とともに歩み続け、2001年、21世紀の到来とともに創業100周年を迎えました。 いつの時代も私たちの前にあるのはチャレンジという文字。 時代や社会の試練を受けながらも、更に高い技術やサービスのハードルを乗り越え、新しい事業展開を図っています。 印刷の歴史に自らの手で確かな足跡を印したい。 幅広い分野で三秀舎は更なるチャレンジを試みてまいります。

三秀舎と「白樺」

「白樺」の印刷所、神田の三秀舎に、やはり蚤がいた。蚤だけでなく南京虫もいるらしく、皆「かゆいかゆい」とぼやきながら雑誌の校正をやっていた。蚤がいやなのが最大原因ではあるまいが、直哉は編集や校正の仕事をめったに手伝おうとしなかった。たまに三秀舎二階の校正室へ顔を出すと、六号記事のゴシップにされたりする。 阿川弘之「志賀直哉(上)」(新潮文庫)

昔の印刷所の不衛生な様子と直哉の気質がうかがえるユーモラスなくだりです。 1910年(明治43)から23年(大正12)にかけて発行された文芸同人誌「白樺」。日本文学史に欠かすことのできないこの雑誌は、三秀舎の職工たちの手によって形を与えられ世に出ました。 この当時、「白樺」同人であった武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎らの文豪が当社での原稿校正のために足しげく通っていたと言われています。 私たちは、先人の作り上げた歴史に自らも連っていることを誇りに、新しい文化の支え手として日々の業務に携わっているのです。

六号記事:雑誌などの六号活字(約3ミリ角の活字)で組む記事。雑文・雑報など、埋草的なもの。

営業案内 Services

出版印刷

三秀舎の創業は19世紀末の明治33年。以来20世紀、21世紀と3つの世紀にわたって出版・印刷をトータルにサポートし、数多くの出版物を世に出してまいりました。「美しく、正確に、誠実に」の経営理念と長年積み重ねてきた実績を元に、お客様にご満足いただける製品・サービスを提供いたします。

制作校正

三秀舎の制作校正室は、編集・校正・デザインなど書籍制作に関わることをスピーディーに、かつ高品質で仕上げ、ご評価いただいております。原稿整理、編集、デザインのみのお仕事から著者への原稿の受け渡し、写真撮影まで、お客様のニーズにあわせたスタイルで対応しています。

電子書籍制作

バージョン3.0にて縦組や縦中横、圏点やルビといった表現を取り入れ日本でも本格的に普及をはじめた『EPUB』、インタラクティブなビジュアル表現が作り込める『ADPS』、図書館向け電子書籍サービス『NetLibrary』など、三秀舎ではさまざまな電子書籍制作に対応しています。

制作実績

会社案内 Company

ごあいさつ

美しく、正確に、誠実に

明治33年に創立以来、私たち三秀舎が心掛けてきたのは、お客さまに満足していただける印刷物を、「美しく、正確に、誠実に」お届けすることでした。遠く明治43年の昔、日本の近代文学を語る上で欠かせない同人誌『白樺』を手掛け、武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎らの文豪が、当社での原稿校正に足繁く通っていたという歴史的事実に思いを致すと、改めて、伝統の重みと責任を感ぜずにはおれません。そして今、私たちはデジタル技術を駆使した新しい領域へも踏み出しています。最先端技術へのあくなき追求——それは、お客さまに常に最高に満足していただける印刷物をお届けするための、私たちの挑戦です。皆さまの永年に亘る温かいご支援に深く感謝いたすとともに、今後ともよろしくご鞭撻の程お願い申し上げます。

Tradition(伝統)と Legend(伝説)

代表取締役社長
山本静男

啄木日記
明治42年2月26日 <文芸誌「昴 スバル」校正作業>
二月二十六日 金曜
午後一時、今ゆくといふ北原(北原白秋)の電話、太田(木下杢太郎)から三秀舎へ来てすけてくれといふ電話、やがて北原が来てくれた、そして一緒に三秀舎へ行つたが、太田がをらぬ(中略)長いこと小川町に立つた末、新橋のステーションへ行つた、そして一時間許り何の意味もなく待合所に遊んで来た(中略)夜また電話、太田が来てくれといふ、金田一(金田一京助)君から電車代かりて三秀舎にゆき、十二時まで共に校正した、モウモウ編輯はせぬ――馬鹿は二度編輯しろ――と太田が言つてゐた、

石川啄木や北原白秋、与謝野鉄幹・晶子をはじめとする当代の文人の記録(日記や著作)から読み取るとき、伝説の領域に踏み込むほどの時空を超えて当社が歴史的に存在してきたという意義を感じております。現代そして未来に繋がる新たな伝統を意識しつつお客様のニーズに適合する技術やサービスを提供してまいりますので新世代の三秀舎にご声援とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

会社概要

社名 株式会社三秀舎
創立 1900(明治33)年3月
代表者
  • 取締役社長 山本静男
資本金 2,500万円
従業員 50名(2018年4月現在)
事業内容
  • 印刷物制作
    • 書籍、雑誌、単行本(人文/理工学/児童書/美術書)、事典、カタログなど
    • 事業出版(自費出版/年史)
    • 商業パンフレット、会報その他
  • 電子メディア制作
事業所
  • 本社
    〒101-0047 東京都千代田区内神田1-12-2 MAP
    tel. 03-3292-2881(代表) fax. 03-3292-2884
  • 工場
    〒343-0822 埼玉県越谷市西方2728-1 MAP
    tel. 048-986-8141(代表) fax. 048-986-8145

採用情報Job

社員募集

被災されました方々に心より深くお見舞い申し上げます。関東大震災、東京大空襲を経験しました三秀舎では、他人ごとではございません。被災地の方で当社に興味を持たれた方はご一報ください。優先的に採用を検討させていただきます。もちろん、被災地以外の方もお気軽にご応募ください。

職種
1)印刷オペレーター(経験者)
2)印刷助手(未経験者OK)
出版社を中心とした書籍印刷の仕事です。
給与
正社員
1)25万円以上(時間外手当含む) 
2)20万以上(同上)

採用条件
  • 高卒以上
待遇 昇給有、賞与有、交通費(24,000円/月迄)支給
各種社会保険完備
勤務地
就業時間
越谷工場 8:30 - 17:30
休日休暇 週休2日制 年間カレンダー(年間休日108日)シフト制あり
祝日、年末年始、夏季、有給、慶弔
応募方法
  • 履歴書(写真貼付・希望職種明記)
  • 職務経歴書(なるべく詳細にご記入ください)
上記書類を、弊社宛にご郵送ください。
書類審査の上、面接させて頂く方のみ後日連絡させていただきます。
(応募の秘密は厳守します。応募書類は返却致しません。)
採用連絡先 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-12-2
株式会社三秀舎 総合管理部 加藤宛
tel. 03-3292-2881 fax. 03-3293-5781
ご連絡・お問合せ

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